ガリバー (新梅田シティー、大阪)

"Gulliver"(New Umeda City,Osaka)

 

1993年、新梅田シティー空中庭園内のブースに恒久設置された作品。建築家の原広司氏設計による連結超高層という独特な構造の新梅田シティーの精密模型を内包した映像装置。展示ケースは、透明と不透明な状態を制御出来るガラスで出来ている。その、4面をスクリーンとして、それぞれの面に1台、合計4台の液晶プロジェクターで、大阪の風景とNASAから提供を受けた宇宙映像で構成された映像を投影する。映像とリンクし、透明不透明の状態をプログラムにより100分の1秒単位で制御することで、模型の背景、ある瞬間は前景に現れる映像により不思議な空気感が生み出される空間映像装置を構成した。

※2013年現在、装置は解体されて現存せず。しかし、ケースを含めた模型部分のみ展示されていた。

 

 

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